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メインで使用しているパソコンのモニターにはスピーカがついていません。
お手軽にUSB給電のスピーカーを使えば簡単だし、5~600円程度で買えるのですが、さすがに音が安っぽすぎなので、ここはすこしだけ奮発して、2.1chで木製キャビネット製(1980円)を付けることにしました。これは、USBで供給できる容量以上の電源容量が必要ですので、別にコンセントからAC電源を引っ張ることになります。ここで問題になるのが、スピーカの電源の入れ忘れ、切り忘れです。このスピーカにはウーハー部に電源スイッチがあるのですが、ウーハー部は床に置きますので、スイッチの「入・切」が非常にめんどくさいし、そもそも忘れてしまいます。そこで、スピーカー専用に連動タップを製作することにしました。

さて、どうやって連動させようか。パソコンの内蔵電源にはハードディスクやDVDドライブなどへの電源供給用のハーネスがぶら下がっています。ここは、当然パソコンが起動状態のときしか電気が来ませんので、これを利用して、ここにリレーをつないで・・・、と思ったのですが、普通のメカニカル・リレーで機械的に「ブチッ」とON/OFFすると、アンプやスピーカーに急激な負荷がかかり、傷めてしまいそうなので、ゼロクロス式のSSR(ソリッド・ステート・リレー)を使うことにしました。交流電圧がゼロになった瞬間にトライアックによって、電流を流したり、止めたりできる回路になっているため。内部部品に負荷がかかりにくいはずです。

今回は秋月通商で販売されているキットを使うことにしました。
キットというほどの部品点数があるわけでなく、ハンダ付けマニアにとってはモノ足らないのですが、部品点数が少ないほど故障率も減るわけで、ここは良しとしましょう。
3~8Vがトリガー用に使えるので、パソコン電源のハーネスの赤い線(5V)から取りました。結果は上々、うまく作動してくれています。

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